猫とバンタンとMBA

猫とバンタンとMBAについて。日々の徒然。

これからの日本

今日は先輩のサロンを会社の同僚と一緒に訪ねる。

2月だというのに暖かくて、公園には河津桜がすでに咲き始めてる。温暖化はどこまで行ってしまうのだろう。東京が亜熱帯になる日も近い…

 

こないだのニューヨークで、日本が貧しくなっていく確信を得た。物価は2倍,3倍。彼らの給与もすでに日本人の2倍は超えているだろう。円安もあって、今のアメリカでは、日本企業で、円で給与をもらっていたら、貧困家庭かもしれない。

どうやって生きていくか。私たちの世代は、貧しくなっていくこの国で、苦しい状況に晒されていくだろう。

 

戦後に生まれたベビーブーマーたちは、成長していく経済の中で、安定とは言わないまでも、さほどの激動もなく暮らしていくことができた。彼らの世代にはまだ年金も払われているし、彼らの時代に破綻はしないだろう。

 

一方で、若い世代、GenZはこの状況をわかっている、そして彼らが働き出す頃には物価に見合った給与が払われるだろうし、投資の感覚もあるだろうから、ここはまだいい。

GenerationXとMillennials、ここが問題。特にX。私達だ。もうすぐリタイヤを迎えるタイミングでインフレが起きる。資産が大きく目減りして、高物価な世の中でどのように生きていくのか。今回ニューヨークで味わった貧しい感覚を、これからずっと、日本でも味わうことになるのか。

必死に働いてきた答えがこれだと思うとせつない。

今も、中流層の私たちは高い税金、年金を払っている。安定してゆとりのある老後を求めて。もはやそれが実現しないかもしれないなんて。

どうしたらいい?

 

政府だけに任せていられない。全国民で考えなければ、今の中流層はみな、貧困層になる。